第13話

再会。

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2017/10/22 13:44

目を開けると、そこは知らない場所…
ん？あれ、ここ知ってる場所…？

シルクロード

あなた。目、覚めた？
体調は大丈夫か？
おいモトキ。あなた、起きたぞ。

モトキ

え、あなた！あなた…
良かった…本当に良かった…

あなた

えぇ…⁉︎
なんでシルクさんの家で寝てるの…⁉︎

あなた

(なになになに全く状況がつかめない
え、昨日私あの後…)

昨晩のことを思い出し、急に気持ちが悪くなる。

あなた

うっ…

また意識を失いかけた私を、シルクさんが支えてくれる。
そして背中をさすってくれた。

あなた

ありがとうございます。
あの、昨日の夜来てくれたのって…。

もしかしてシルクさんですか？と目で聞く。

シルクロード

わりぃな、あの時お前を助けたのはマサイだ。
ついでに、ここもマサイの家だ。

見ると、シルクさんもモトキさんも申し訳なさそうな顔をしている。

あなた

(そんな、迷惑かけてるのは私の方なのに…)
あの、そんな顔なさらないでください。
それと、一緒にいてくださってありがとうございます。

モトキ

ん、あぁ、ごめんね。
気にしなくて大丈夫だよ。






ピンポーン…

マサイ

ただいま。
あなた、大丈夫なのか？ほら、水買ってきたぞ。

そう言ってマサイさんはペットボトルを差し出す。

あなた

ほんとうに、何から何までありがとうございます。
昨日も…

言いかけたところでマサイさんが私の頭を撫でてくる。
不意を突かれたのとタイミングを失ったので、私はそれ以上言葉を続けられなかった…。

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第14話いつでも守るから。

ここなっつみるく🍼［ウオタミ🐟］

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編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。