第3話

優栗の家
82
2017/12/09 13:57
放課後に優栗の家で遊ぶことになったわたしは、家に着いた途端お母さんに持たされたお菓子を持って優栗の家に向かった。










有利の家に着き、インターホンを押すと






ピンポーン

宮田 優栗
はーい
あなた

あなたでーす。

宮田 優栗
今、開けるね〜





そう聞こえると、軽い足音とともにガチャッというドアの鍵を開ける音。







おまたせ、なんて言いながら優栗はわたしを中に招き入れる。
あなた

お邪魔しまーす。








あれ??

いつも返ってくる元気な優栗ママの返事がない。



あなた

今日、優栗ママは??

宮田 優栗
今日は仕事らしくて、多分あなたに会う時間には帰ってこないよ
あなた

そーなの??

あなた

せっかくお菓子持って来たのにな〜




わたしがそう残念がっていると

宮田 優栗
じゃー、しょうがないから2人で全部食べちゃおう!!
あなた

そーだね!!





優栗の部屋にお邪魔し、荷物を置いていると優栗が切り出した。




宮田 優栗
ねぇ、あなたってさ
最近婕冴と仲いいよね??



正直、来た…って思った。



あなた

んー、それほどじゃないよ??





わたしは彼女を刺激しないようにそっと考えながら、話を進めていこうと思う。




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