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第3話

体育祭
体育祭の季節になった。

リレーは男女混合で、私も賢人も選手になった。賢人がアンカーで、私はその前。つまり、私が賢人にバトンを渡す。
練習は、いつも私たちのクラスは2位だった。
どうしても勝てないクラスがあった。

でも私は、アンカーで一生懸命走る賢人にドキドキしていることが事実だった。真剣な表情をして走る賢人に。今まで何度も見てきたはずなのに…。もしかしたら、これが好きってことなのかも。

でも、ついこの間まで先輩が好きだったのに…。

私の気持ちは揺れ動いていた。



迎えた体育祭当日。


私はリレーの前の徒競走で、左膝を痛めてしまった。でも、誰にも言えずリレーの時間になった。集合場所に歩いていると…
賢人
おう!あなた!
リレー頑張ろうな!
あなた

あ…うん!頑張ろ!

気づかれないようにした…つもりだった。
賢人
…お前、どうかしたのか?
あなた

…え?何でもないよ?

心臓がバクンと、脈打った。
賢人
何か変だぞ?態度も歩き方も。
思いがけない言葉に、涙が溢れそうになった。
賢人
俺にぐらい本当のこと言えよ!
あなた

実は…左膝を痛めちゃって…
でも、私出たい!

涙がボロボロ溢れて止まらない。

賢人は私を周りの目から隠しながら、言ってくれた。
賢人
俺もお前がいてほしい。
100mだけ走れるか?
あなた

大丈夫だと思う…

賢人
よし!俺お前に何があっても絶対1位獲るから!
その爽やかな笑顔に私は心を撃ち抜かれてしまった。

賢人が好きだ。

私は自分の気持ちに気付いた。