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第16話

唐突な告白
あなた

ありがとうございました。
先輩も気を付けて帰ってください。

ぺこりとおじぎして、家に入ろうとする。
千秋先輩
ちょ、ちょっと待って。
腕を掴まれる。
あなた

…?

千秋先輩
俺…
千秋先輩
あなたちゃんが好きだ。



…え?
千秋先輩
今更遅いってことはわかってる。
あなたちゃんの気持ちが誰にあるのかも。
返事は今じゃなくていいから、
考えておいてくれないか。
さっきまでとは違う、真剣な眼差し。



でも、時間をかけても私が出そうとしている答えは変わらないだろうなと思った。


今までのようなドキドキも、顔が熱くなる様子も、感じれない。


これがあと1ヶ月前だったら。

きっと私は人生で一番幸せだと舞い上がっていただろうな。







と思いつつ、私も無表情だった訳じゃない。

少し笑みを浮かべて、頷く。





突然の告白に驚き、そして少し嬉しかった。



私が先輩に告白したって、何とも思われていないと思っていたから。




先輩は、それだけ言うと、自分の家へと続く道を歩いて言った。




無言で、その姿を見送る。





しばらくそうしていたけど、家に入ろうと門を開ける。



でもどこかから聞き慣れた、でも聞き慣れていないような声がした。







「ちょっ…あなた…来てくれないか…?」