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第19話

看病
20分ほど経った頃。

賢人の聞いたことのない声で目が覚めた。


高熱で、うなされていた。

眉をひそめて、激しく寝返りしている。

「ううぅぅ…ぅわぁぁぁぁっ」

泣きそうな顔で叫び出した。
あなた

けんとーっ!夢だよ!

そう言って、賢人の肩をばんばん叩く。


すると、

うなされていたのはおさまった。


でも、




「こわい…」

目を瞑ったまま、そう呟いた賢人。


何が怖いんだろう…。


きっと今回の熱もストレスが溜まって出ちゃったんだろうな。




「あなた…。」




私の名前を呼んだ。

夢に私が出てきてるの?




「ん、離れて…行くなよ……。」




思わず頬が緩む。




「行かないよ。ここにいるじゃん。」




私もそう呟いた。


すると賢人は、幸せそうな笑顔になった。



本当に寝てるの?

って思ったけど、寝息を立てているからちゃんと寝てる。


額に手を当てると、まだ熱かった。

今は夕方の5時半。


起きる前に、ご飯が作っておいてあげよう。

やっぱりお粥かな。

私は立ち上がった。