第3話

ゲームセンター
3,653
2017/10/25 07:53
…私達兄妹は、話しながらイ●ンをブラブラ歩いていた。
一松
…あそこうるさい…
一松兄さんが指差した所は、ゲームセンターだった。
トド松
あ、ゲーセン。行く?
十四松
ゲーセンって何ーー!!??
トド松
んー、プリクラ撮ったり音ゲーしたりUFOキャッチャーしたりする所
チョロ松
あ、UFOキャッチャーってあのぬいぐるみ取るやつ?
僕、あれやってみたかったんだよね。
トド松
んじゃゲーセン行こっか。あなたちゃん、いい?
あなた

全然いいよー

ゲーセンの中に入った。

ワイワイガヤガヤ…
一松
うっ、中に入ったら余計うるさい…
カラ松
一松、うるさい所嫌いだもんな…大丈夫か?
一松
…大丈夫
おそ松
お、UFOキャッチャーってアレかー!
面白そうだなー!
…私の目に止まったうさぎのぬいぐるみ。
…このぬいぐるみから目を離せない。
あなた

可愛い…

私は立ち止まっていた。
おそ松
お?これが欲しいのか?
あなた

あ、うんっ!

おそ松
よし、お兄ちゃんが取ってやるよー!
ニシシ、と笑って鼻の下を人差し指でこするおそ松兄さん。
…何か、おそ松兄さんなら取れる気がしてきた。





 






…現実はそこまで甘くなかった。
おそ松兄さんに期待した私が馬鹿だった。
おそ松
あれ?おっかしいなぁ
チョロ松
…おそ松兄さん、これはここを引っ掛けたら………




 

 








チョロ松
ほら、取れた
うさぎのぬいぐるみを私の前に突き出してきたチョロ松兄さん。
職人みたいにうさぎのぬいぐるみを取っていたチョロ松兄さんは正直…格好良かった。

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