真衣「あのっ、ありがとうございました!」
和馬「いーえ」ニコッ
あぁ…やっぱ笑顔がかっこよすぎる…
私は、和馬先輩に案内をしてもらい、無事学校に着いた。
??「真衣ーーー!!!」
遠くから、私の名前を呼ぶ声が聞こえた。
この声はきっと…
真衣「菜穂!おはよう!」
菜穂「おはよーう!今日から高校生だね!」
この子は中学生から仲が良くなった、私の親友、柏木菜穂。頼れる親友なんだよなぁ。
真衣「クラス表見に行こう!」
菜穂「そだね!」
私達はわいわい話しながら歩いた。
クラス表を見ると…
菜穂「同じだよ!真衣!同じ!!」
真衣「やったー!!」
なんと、菜穂と同じクラス、1-C。
素直に嬉しかった。
和馬先輩は何組なんだろうなぁ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。