* とうとうバレてしまったか、、、
" あずまあなたさんですね?
(( そうです、、、
" 最近小耳に挟んでしまってですね、、、
丸山先生と宜しくない関係だと
あの、、、私が悪いんですよ、、、
" 丸山先生、、、ほんとですかね?
(( いえ!私が、、、私が先生を好きになってしまったんです!
すべて私に責任があるんです!!
" そうは言ってもですね、、、
丸山先生にも、気があったのでは??
(( 一度丁重にお断りされています!!
それでも私がしつこくつきまとったんです!
いや、、、僕がっ
(( 先生、、、かばうのやめてくでさいよ、、、
あずま、、、
(( と言うことです、、、
どんな罰でも受けます、、、
" まぁ2人のうちどちらかがこの学校を去ってもらわなくては、、、
(( 私が転校します!
* 先生が口を開く前に、、、
(( 私は母子家庭で最近母が体調不良になり
祖母の家で暮らすことになりました!
どっちにしてもここにはいられないんです!
だから私が転校すれば全て収まりますよね、、、
" まぁ、そうなんですけどね、、、
そうすればいいのでしょうが、、、
(( 私はこの学校に思い出などありませんし
先生は学校の人気者ですから、、、
* どうしてもここに残ってもらう、、、
あずま、、、それでええんか?
(( いいです、、、それがいいです、、、
ダメや、、、俺が
" 丸山先生?これで全てが収まるのならいいじゃないですか、、、
あなたもこの学校を去らずにすむのですし
あずまさんは結局はここを去るのですから、、、
しかし、、、
(( もう決めたことですから、、、
* 先生、、、ごめんなさい、、、
心の中で何度も誤った、、、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!