〜 丸山said 〜
* あれからゆらのいない学校生活がはじまった、、、
あずまを忘れる努力をした、、、
でも、、、思い出が頭から全然離れてくれへん
"" 日が当たる花壇の前のベンチ ""
通る度に思い出す、、、
ゆらのことを、、、
" 丸山先生、、、?
あず、、、あっ、けえちゃん!
" 先生?いい加減けえかって呼んでよ、、、
…
" 先生?聞いてる?
え?ごめん、、、
" どうしたの?ぼーっとして、、、
ん〜?考え事ぉ〜!
" 教えてくれないの〜?
ひーみーつ!!
ほら次授業やろ?行った行ったぁ!!笑
" 一緒にいこー?
わかったわかった!
ほら、行くで!
* あなたに先生って隆平って呼んで欲しくて
そばにいて欲しくて、、、
忘れたこと一度もないねん、、、
はーい、、、じゃあ授業はじめるでー!
まずわ、、、出席確認、、、
* 教室の端の席には誰も座ってない、、、
だってあなたの席やもん、、、
約束の日、、、正直迷ってん、、、
あなたの将来考えたら行かんほうがええやろなって
せやけど、、、、
あーなんで泣いてんねやろ、、、
もう決めたことなのに、、、
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。