後ろから声がした
駿介はどきっとした
気付いたら目の前に結愛がいた
天真爛漫なところ、ほんとに変わってないな
駿介は自然に笑顔になっていた
やっぱり結愛は結愛のままだ。
なんとなく駿介は安心していた
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結愛の家
聞きたいような、聞きたくないような。
母がにこっと笑う
びっくりした。
そっか、そうなんだ。
結愛は落ち着いていた
そして自分もなんだか嬉しかった
ばたばたと階段を上がっていく
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ぷるるるる...
結愛は駿介と高校が同じだったことやかっこよくなっていたことを話した
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気付けば2時間近く舞華と話していた
電話を切ったあと、結愛はぼーっとしていた
ないない。と一人でため息をついた
つい、駿介と付き合ったら...と想像してしまう。
駿介は結愛より17cmくらい背が高い
結愛が駿介の顔を見上げる
目が合って駿介が優しく笑う
結愛の顔は真っ赤になった
その日、結愛の頭の中は駿介でいっぱいになっていた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。