第2話

# 01
1,164
2017/10/22 07:06
最近 通い始めた シャンデリアが 眩しい 宴処 。





「 連日の ご来店 、有難うございます 」





優しく 微笑んでは 何時もの様に


濮の 傍に 来てくれる 裙 。





こんなに 傍に 、


近くに 居るはず やのに





裙の 存在は 近くて 、


とても 遠い 。








ふと 目に 止まる 裙の 左手薬指 。


裙に 声を 掛けようと 口を 開くと 同時に


ボーイが 裙に 耳打ちを する 。





「 少し 、失礼致しますね 」





柔らかく 微笑んでは


指輪を 隠す様に 右手を ひら付かせた 。











そんな 裙に 濮は 釘付け やった 。

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