黒side
「やっぱり」って何やねん…!
まさか、[ハンター]なのか…?
黒「ちょっと皆、待っといて…(小声)」
黄「何やねん!すぐ喰ったらアカンのか?(小声)」
黒「すぐ終わるから…な?(小声)」
黒「なぁ、ショートカットの子は、涼本あなたって言うんやろ?
分かるか?俺の事」
あなた「……知らない……吸血鬼は会ったヤツら全員殺してる」
真凛「(ブルブル)えっ…?殺してる……?」
黒「横山裕って知らん?」
あなた「知らない…!吸血鬼とは話てらんねぇよ!!」
(シュッ)
クソッ
本当にハンターなのか…
やったら、隣の子を先に喰うか
黒「スタート…」
あなた「やめろ〜!!!」
(バンッバンッバンッ)
あなた「真凛!!コイツ(ナイフ)やるから、早く逃げろ!!!」
真凛「で、でもっ!!!」
あなた「早く行け!!殺されるよりもマシだろうが!!!!」
あなた「絶対帰るから……な?(ニコッ)」
真凛「うん…!絶対だよ!!」
あなた「(コクン)」
(タッタッタッタッ)
(キィィィ)
黒「逃げられるっ!!」
あなた「真凛!!!」
(ガブッ)
あなた「ウッ………(バタッ)」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。