第10話

女子会2ーケンカのはじまりー
34
2017/10/23 09:45
皆、ご飯も食べてお風呂にも入って
寝る準備は万端!だけどね、
今からする恋バナが1番凄いことになるなんて
この時誰も思ってなかった。
日桃美
日桃美
あのね。
みんなに謝らないといけない事があるの
あなた

ん?どーしたの?

きぃ
きぃ
(゚Д゚≡゚Д゚)エッナニナニ?
日桃美
日桃美
私、実は好きな人がいるの。
今まではあなたの好きな人って
知ってたから言い出しにくくて
言えなかったんだけどね、
あなた

ま、さか、圭...?

日桃美
日桃美
そぅ...な、、の
きぃ
きぃ
えっ?
奈緒
奈緒
嘘でしょ?
日桃美
日桃美
ううん。本当だよ。
ずっと隠してて悪かったと思ってる。
でもっ!友達の好きな人を取ると
思うと言い出せなかったの。
ごめんなさい。
きぃ
きぃ
そっか。
奈緒
奈緒
まぁ良いんじゃない!
結果オーライでしょ!
あなた

よ、くない。よくないよ!
なん、で、なんで1人でなんでも
抱え込もうとするの?
日桃美は1人じゃないんだよ?
そぅして自分の思いを隠そうと
しないで!日桃美は偉いよ?
凄いと思うよ?でも、そんなに、
私たちって頼りない?
信用出来ない?

日桃美
日桃美
そんなことない!
あなた

だったらなんで、なんでよ。
って、私のせいだよね。
勝手に先走って私が相談したのが
間違いだったんだよね。
ごめんね。

日桃美
日桃美
あなた!そんなこと言わないでよ!
あなたは悪く無い!私が、
勇気出せなかったのが悪いんだよ。
あなた

ごめん。ちょっと頭冷やしてくる。

上着をとり、逃げるようにきぃの
家の近所の、公園に行った。
そして、泣いた。たくさん泣いた。
もぅ夜の9時を回ってるから公園には人がいない。
いないはずだと思ってた。

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