あれから1ヶ月ほど経ち、探偵社とも関わらず過ごしてきました。
鏡花は居なくなって、紅葉姐様はいつあっても痛々しいです。
だから、今日
紅葉姐様をデェトというものに誘ってみようと思います
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カランカラン
いらっしゃいませー
福沢様!
こういう声が聞こえた
何故こんなに兄さんに会うんだろう?
もう会いたくない!
ポトッ
紅い紅い椿の花が落ちる
え?
私は発動していないよ?
建物の陰で首領は1人つぶやいていた…
否、それを聞いているものもただ1人いた
そう…
この男…
太宰…
太宰治
この男はあなたを取り返したとしてどうするのだろう…
異能力(emotion)を利用するか?
もし、あなたを傷つけたらどうなるだろうな
否、どうしてやろう
彼の子は十分傷ついた
これ以上傷つけてみろ
我は貴様に体裁を与えてヤル…
否、我々がだな
見ていたのは太宰…1人ではなかった
数人、否
10人の綺麗な綺麗な
笑顔を浮かべた男達だった
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完全オリキャラを出しました
すいません!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。