俺と君が出会ってから月日が流れた .
君とは今でも電車が一緒で日が過ぎてくごとにどんどん距離が縮んでいった
今では君と君の友達と俺、知念、大ちゃんで遊んだりもするようになった .
お互いの学園祭にも行ったり相変わらず楽しい毎日だった
でも一つだけ変わらないものがある 。
それは君と僕の関係 .
出会ってからはもちろん友達だった。
でも今こうして月日が流れても
友達のまま 。
日に日に好きが積もっていくまま気持ちを伝えられずにいた .
臆病な俺でも簡単に気持ちを伝える方法はありますか ?
涼「はぁぁぁ。」
有「そんなデカイため息つくな!うつるうつる~」
知「なに、また悩みごと?」
そう、俺は君に気持ちを伝えるため告白を考えている。
今すぐにでも俺のものにしたい。ずっと俺の隣で笑っていてほしかった
涼「告白……迷ってる」
知「まぁ、タイミングってもの大事だしね。」
涼「振られたらこの関係が崩れていくしぃぃ…グスッ」
有「でも、このままいけばおっけいもらえそうだけどね」
知「大貴にしてはいいこと言ってて寒気するんだけど。」
やっぱり、今の関係を壊すのが一番怖い
かと言ってずっと友達のままは嫌だ .
俺って欲張り ?
タイミングも大事だし、するなら受験前にはしといたほうがいい気がする .
君の笑顔を誰かに取られるのは嫌
君の笑顔はいつも俺の力になる .
それぐらい重要なたいせつなもの .
よし、決めた 。
君に想いを届けます .
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。