第13話

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2017/10/27 09:25

あの後2人には頑張れって背中押されて少しは気が楽になった




君の学校に一番近い最寄り駅の改札で君が来るのを待った .



心臓が落ち着くことはなかった。


ずっとドキドキ鳴りっぱなしだった。



あ、きた。




涼「あなたちゃん!!!」




俺はそう言って君のとこに向かった





あ「涼介くん!?なんでここに?」


涼「あなたちゃんに伝えたい事があって…」





大丈夫、涼介ならできるよ って知念の言葉を思い出しながら勇気をしぼる。


その時は周りなんてどうでも良かった。


普段から人通りが少ないこの道は今は2人だけの空間になった


君に伝えたいことはたくさんある。



でも、今は違う。今はこれが言いたい。伝えたい。





それはただひとつ












涼「…………好きだよ。」













俺の瞳にはしっかりと君が映ってる .








君の瞳にも俺は映ってますか ?






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