第27話

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2017/12/03 02:08
涼介side



気づいたら家の目の前にいた


俺どうやってここまで来たのかな…



玄関に入ると少し乱暴に靴を脱ぎそのままベッドの方まで歩いた




バサッ





服装なんてどうでもいい


食欲だってない


今はひとりになりたかった




一気に瞼が重くなって俺は静かに眠りについた



ーーー




耳元で誰かが叫んでる



そっと目を開けると太陽が俺を照らしていた




あ「もう起きるの遅いよ~」




なんて言って呆れ気味の君




涼「…………え」




あ「え ってなによ~!ふふ、おはよう涼ちゃん。昨日ここに泊まったんだよ~?」



昨日のは夢 ?

君は朝ご飯を作って俺を起こしてくれている




涼「……あなたが生きてる、」



あ「ちょっとどういうこと ? あはは、勝手に殺さないでよ~」





もう!なんていいながら俺をペチペチ叩いてる君はいつもの君だった


安心しきった俺は君を思いっきり抱きしめた





涼「焦った。夢でよかったよ…」



あ「苦しいよー、私はずっと涼ちゃんのそばにいますよ」




いつものように笑いあって

君のご飯を食べて

幸せな時間だった .



涼「今日俺OFFだし…どこか行く ?」




あ「………今日はお家でゆっくりしたいな」







俺の大好きな笑顔で言うのは反則 .










このとき俺はこの時間がずっと続くと思ってたんだ

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