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第14話

なつかしい
先生と最低限の会話だけをする生活が
約半年続いた。

もうすっかり秋も過ぎた頃。

「寒いなぁ。」

カーディガンの上からブレザーを羽織る。

お昼休みはまだ暖かかったから、放課後との気温差に少し戸惑う。


「帰ろ...。」

今日は日直にあたってしまったから、黒板消しなど、
教室のことをしてから帰る。

「最近嶺亜ちゃん残ってないなぁー。飽きちゃったのかな。」

なんでもいいか。

とにかく寒いから早く帰りたくて、教室の電気を消してドアを開けた時、

そこには背の高い誰かが立っていた。

暗くてよく見えないけど、私にはよく分かる。

「せんせ、、?」
「やーっと話せる。あなたちゃん。」

久しぶりに名前を呼ばれた気がする。

「何ですか?」

先生は教室の中に入ってドアを閉めた。

いよいよ何も見えない。