「えっ」
「えーーーー!!!!!!」
「なんて嘘だよ」
「だっ、だよねー」
いきなりすぎて、好きでもないのに顔がひきつる。
でもなんか、胸が痛い。これってなに?
次の日
「かのんー、恋って胸が痛くなるもの?」
「うん。なるねーって恋のお悩み?」
「いや、友達に相談されて、私は全くわかんないから、、、」
それから数日。
「悠人、食堂行こー」
「うん、いこー」
食堂での帰り道
「うぁっ」
「いたたた、、」
「ななみ、大丈夫?歩ける?」
「これくらいなら歩ける、っいたた。」
「無理しないで、教室まで運んであげる。よいしょ」
お姫様抱っこをされた。胸のドキドキが止まらなかった。
「重くない?」
「軽いよ、安心して」
てか、私これで気づいた。
私、悠人のことが好き。
また次回!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。