はー、私3人にどんな顔すればいいのかな?
ま、今日3人は服をまた買いに行ってて休みで、よかったー!
悠「どーしたん?今日あんま元気ないじゃん」
私「えー、わかる?」
悠「うん、バレバレ。こないだの4人の時になんかあったの?」
私「まーねー」
悠「教えて」
私「教えない」
悠「教えて!」
私「教えない!」
悠「教えて!!」
私「もー、しょうがないな」
悠「やったー!」
私「バカ!」
悠「なんか言った?」
私「なんにも!」
悠「早く教えて!」
私「4人で遊んだ日の夜に、3人からLINEで告白されたの」
悠「へー、誰と付き合うの?」
私「誰とも付き合うつもりはない。」
悠「なんで?学校の中のトップクラスのイケメンたちだよ。中身もいいじゃん」
私「イケメンだろうと性格が良くても付き合うつもりはない!
だって、私の好きな人はその中にいないし、もし、付き合うとなったとしても、恋愛恐怖症だし、、」
悠「そうだったな。」
私「だから、今日LINEで、断るつもり」
悠「てかお前文化祭忙しくない?ライブもあんでしょ?」
私「うん、でも大丈夫。両方私の好きなものだから。
あっ、そうそうライブの時間に告白タイムを設けるの。もし悠人好きな人いたらでてくれない?」
悠「ああ、いいよ、元からななみのライブ行くつもりだったし。」
私「ありがとう!」
?「ななみちゃん、よんでるよ!」
?「悠人、よんでる!」
私、悠「今行く!」
ななみはその後
?「ななみちゃんずっと前から好きでした。僕と付き合ってください。」
私「ごめんなさい」
?「他に好きな人でもいるんですか?」
私「はい」
?「関根悠人ですか?」
私「いえ、それは言えません。」
?「あとで覚えてろよ!」
私「えっ?」
そう言って彼はでて行った。
悠人はそのあと
?「悠人くん、ずっと前から好きでした。」
悠「ごめんな、おれ好きな人いんだ」
?「だれ?原ななみ?」
悠「それは言えないよ」
?「覚えとけよ」
悠「?」
そう言って女の子は立ち去った。
また次回!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。