第55話

なんか…変
914
2017/11/26 07:03
あなた

んーっ…マホト君おはよ〜

マホト
マホト
あなたおはよ〜
マホト
マホト
ねぇ、あなた
あなた

ん?

マホト
マホト
今から行きたいところあるんだけど
一緒に行く?
あなた

行く〜!

マホト
マホト
うん
じゃあ、準備しちゃって
あなた

はーい

あなた

(マホト君なんか元気ない…どうたんだろ)

マホト
マホト
はやくいこ?
あなた

う、うん

マホト君はあなたの手をつないだ


カフェ☕*°
あなた

えっ?なんでカフェなの?

マホト
マホト
……
あなた

ねぇ!マホト君?

マホト
マホト
あそこの3番テーブル
あなた

うん…

3番テーブルにはなぜかシルクがいる
あなた

えっ…まって…!

あなたは足を止めた
マホト
マホト
1回、きちんと話そうよ。
その方があなたも楽になるでしょ?
あなた

でもっ……

あなた

……わかった…話す…

マホト
マホト
ごめん
あなた

(本当にどうしたんだろ…なんかマホト君へん…)

3番テーブルにすわった。
シルク
シルク
あなた……
あなた

………

あなたはずっと下を向いている。
マホト
マホト
で、話に入るけど…
シルク
シルク
はい
マホト
マホト
あなたはさ、俺とシルク、どっちが好きなの?
あなた

……今はどっちも…

あなた

(何言ってんの!?マホト君なのに…)

マホト
マホト
俺じゃないんだ…
まぁ、いいけど。
あなた

(マホト君って言いたいのに…声がでない…)

シルク
シルク
そんなに責めなくても…
困ってんじゃん
あなた

(困ってない…!ただマホト君って言いたいだけなのにっ……!!)

あなた

っつ……!

あなた

困ってない!

シルク
シルク
!!
あなた

勝手に決めないでよ…!今あなたが好きなのはマホト君なのっ………

マホト
マホト
あなた大丈夫だよ。
シルク
シルク
あなた…
シルクが立ち上がった
シルク
シルク
(あなたの手をつなぐ)
あなた

えっ…?

シルク
シルク
1回二人で話そう…
あなた

(やだっ…マホト君助けてっ…)

シルク
シルク
(手を引っ張る)
あなた

(やだ…勝手に足が…)




つづく

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