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第60話

番外編~part2~
704
2021/09/14 05:29
桃(モモ)
たからー!あかりー!
準備しなさーい!!
結婚して3年した頃、私たちには双子の子供ができました。

そんな子供も、もう5歳。

幼稚園に行く準備中です
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
ほーら、
パパが着替えさせて上げるからこっちおいで
陸斗は甘々のパパになりました
桃(モモ)
パパー?自分たちで着替える練習もさせないと!ほんっとに2人に甘いんだから!!
桃(モモ)
仕事もあるでしょう?
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
そうだった、そろそろ時間だ
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
でもそういう桃も準備出来てんのか?
準備が出来ていないことなんて分かってるはずなのに、相変わらずニヤッと俺様な顔をしながら私に聞いてくる。
桃(モモ)
今から大急ぎでやるつもりなの!!
桃(モモ)
そーいう陸斗は…
自分の準備は完璧。

分担してるたからとあかりの準備でさえもう終わってる。
桃(モモ)
ほんっとむかつく
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
たから、あかり、こんなママみたいな言葉使ったらダメだよー?
さらに私を煽ってるな。

苛立ちを抑えつつ準備にとりかかった。


私たちの朝は大体こんな感じ。
たまに私が早く出勤しないと行けない時は朝は陸斗にまかせてる。

子供を産む前はちゃんとしたパパになれるのかな?とちょっと不安もあったけど、元々何でも出来るやつだっただけあって、そつなく育児をこなしている。

ま、ここまで子供に甘々な感じになるなんて思ってなかったけど。
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
桃ー!お迎えのバスきたぞ!
桃(モモ)
はーい!!
家の近くまで来てくれる幼稚園バスに乗って、今日も子供たちとはバイバイする。
桃(モモ)
忘れ物ない?
水筒持った??
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
俺が確認してるから大丈夫だって
桃(モモ)
たからとあかりにきいてるの!!
それじゃあ
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
行ってらっしゃい
桃(モモ)
行ってらっしゃいー!





今日も無事バス乗ったね。
よし、私も仕事行こっかな。
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
今日少し余裕あるから仕事場まで送る
桃(モモ)
え?ほんとに!?助かるー!!
仕事場までの10分間。
いつもは2人してほぼ無言なのに陸斗が口を開いた。
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
なんか、幸せだな
桃(モモ)
ふふ。どうしたの、急に
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
お前と出会った頃はこんなこと想像もしてなかったな
桃(モモ)
私こそ!こんな最低なやつがこの世にいるなんて!って思ってたくらいだもん
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
はは、そんな奴に惚れたお前も大概だな
桃(モモ)
お互い様ね?笑
高校でウソのカノジョになって、付き合うことになって。出会いも最初のきっかけも最悪だったけど、何だかんだでここまで来て。
桃(モモ)
ほんと、人生って何が起こるか分からないよね
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
そうだな
結婚してこんなに可愛い子供が出来るなんて夢にも思ってなかったし。
桃(モモ)
陸斗を好きになって良かった
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
な、なんだよ急に
桃(モモ)
久しぶりに見たよ、陸斗の照れてるとこ
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
うるせーな
耳まで真っ赤じゃん!

ほんと、大事に思ってくれてるんだなぁぁ。
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
俺も…
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
愛してるよ
桃(モモ)
え?
桃(モモ)
なに急n…
いつの間にか私の職場についてたなんて気づく余裕もなく、私の唇にそっと唇が重なった。

ゆっくりとゆっくりと、優しくて長いキス


そっと唇が離れると、
陸斗(リクト)
陸斗(リクト)
今日も頑張ってこいよ、
桃(モモ)
うん!
私も負けじと愛情の込めたキスをほっぺに1回
桃(モモ)
大好き!行ってきます!






…end

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