突然ですが、作者のゆーゆーです!
なんと、いつのまにか、お気に入りが130をこえ、いいねが400をこえ…。
本当にありがとうございます!
更新が遅くなったり、誤字があったりと、ダメダメですが、これからもよろしくお願いします!
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いきなり、クラスの男子が大きな声を出した。
男子が声をかけていたのは、玲奈ちゃんだった。すごくしんどそう。
自分の悩んでいたことなんか忘れて、玲奈ちゃんの方へかけよっていった。
うん、これは大丈夫じゃない。
言い終わるうちに、陸斗は玲奈ちゃんを両腕で抱き抱え、保健室へと向かっていった。
女子の「キャーー」という黄色い声。
でもそんなの気にならない。
ただただ、玲奈ちゃんが心配だった。
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(陸斗side)
大丈夫か…。玲奈。
本当に苦しそうだな。
はぁ。いきなり、帰ってきて、こっちに来た理由だって教えてもらってねぇのに。それに、今高熱って…。はぁ。
どれだけ俺に心配させんだよ!
保健室の棚をあさる。
何で保健室の先生いないんだよ!
そういって、なにかをポケットから取り出した。
市販で売ってる薬じゃない。
間違いなく、病院でもらったものだ。
そういって、大量の薬をなれた手つきで飲んでいった。
俺は、それを見るなり、何も言うことができなかった。
話をそらすかのように聞いた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!