第4話

乗ってやろう
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2017/10/28 15:39









「ねえどしたのー?顔赤いけど。」







『わかんない。っていうか私に何の用?』








そう言うとニコニコとしだして、


不覚にも犬みたいで可愛い...いや、可愛くはないけどそう思った。









「手伝ってやろーって思って。

ほら、黒板消し貸して。」








『いやいい。自分でできる。』







「いいから貸せって。」







『いーや!自分で消す。』







「あー、そうですかー。ほら消せば?」








からかうような口調で言い、少し遠ざかった




なら乗ってみてやろう。










「おい、イスは反則。」









『なんでイスに乗っちゃ駄目なのよ。』








「とりあえずイスは駄目。

ジャンプしてよ。」







『はい?』








やっぱり玉森って思ってることがわからない。

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