第33話

余韻
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2017/11/08 13:06







私のお父さんはお酒を飲むと暴力をふるう人で、







中学2年生の頃までそれが続いてた。









けど1回今までにないくらい殴られて、


それを見たお母さんが私を連れて出ていって離婚...という形になった。










『だから玉森にもあんな態度してたんだよね。笑』







「俺たまに心折れるかと思ったもん。笑

まあ男嫌いなのは分かってたけどね。」








『知ってたんだ!?』








「うん。だから途中から懐いてくれてたのもわかりやすかった。」









『鋭い...』








「あなたがわかりやすいんだって。笑」












それから数分喋って家に帰った。







部屋に入るとベッドに寝転んで足をバタバタさせて余韻に浸る。









玉森と繋いでた手を見つめて1人でニヤニヤして傍から見れば怖い人だろうな。笑



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