第44話

抱き着く
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2017/11/17 12:32









気付けば2人ともベッドで寝ていて、朝になった。








『ん...』








裕太の体温があったかくて体を絡めるように抱きついて寝てたみたい


一瞬パッと離れたけど、寝てるし...









『あと5分...』








寝てる裕太にさっきみたいに抱き着いた。



あ、けど苦しいだろうしやめておこうかな...







そう思って離れようとすると裕太の腕が後ろにあって退けない。







『ふぅ...』






居心地いいしもうこのままでいい←








「ふっ」





『...ん?』







頭上から声がしたから裕太の顔を見るとあきらかに緩んでいた。







『起きてんのかい!!』





「んはっ笑

寝起き襲われんの待ってた。笑」





『襲わないわバカ!///

もう離して!///』







「なんだそれー、さっきはあんなに大胆だったのに...」






『寝ぼけてたの!』







言い訳しても無駄で、


その日はずっと機嫌がいい裕太だった。







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