第11話

🐰試合( ♡ )
779
2017/11/13 14:50
いよいよ私たちの試合が始まる

みんなで円陣を組み

思い思いの気持ちを揃え

大きな声で息を合わせた

私は最初から試合に入る

途中での交代はないみたい。

今まで頑張ってつけた体力で

最後まで試合に勝ちに行く

私はバスケコートに立った
玻琉先輩からもらったミサンガを見つめ

少し微笑んで

頑張ろう、と自分に言った
試合開始の笛が鳴る

それと同時に私は気持ちを切り替え試合に挑んだ





そのあとの私は先輩に適格なパスをして

シュートも何度か決めた

私はその時気づかなかった

玻琉先輩や潤(メグム)先輩が私のことを応援している事に
潤先輩
あなた!!!
いいぞ!!その調子だ!!
玻琉先輩
あなたー!!!行けー!!
マークしろ!!!あなたなら行ける!!!
その声が届いてきた

私はさらにやる気を出した

相手からボールを奪い

ドリブルでそのままシュートを決めた
玻琉先輩
ナイスだあなた!!
潤先輩
あなたナイスシュート!!!
最後には
先輩方の応援も受け取りながら
試合に勝つことが出来た
あなた

玻琉先輩、潤先輩、応援ありがとうございました
先輩方のおかげで最後まで頑張れました!

潤先輩
いーえ!あなためっちゃ活躍してたもんなー
いつ抜かされるかわかんなくて怖ぇよ笑笑
玻琉先輩
なんもだよ!あなたすごいかっこよかったで
あなたの活躍があったから勝てたんや
お疲れ様!
あなた

わあああありがとうございます;;;

私は先輩たちの前で泣きそうになった

すると玻琉先輩と潤先輩は近寄り慰めてくれた


しばらくして落ち着いてきたところで

玻琉先輩が私のところへ来て耳元でこういった
玻琉先輩
今日、試合終わったあと体育館残って、?
話したいことあるんよ
なんだか怖かった

でも大切な話かもしれないから

わかりました、と言った
試合よりも緊張することが起こるなんて。

このあと起こることをまだ私は知らない___。

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