第13話

Body Guard~影2~
363
2019/07/30 14:46
杠 弥宵(ユズリハ ヤヨイ)
杠 弥宵(ユズリハ ヤヨイ)
だーいぶ遅くなっちゃったね!
時刻は21時を回っていた。
太陽の光はまるで無く、外は街灯やビルの灯で明るかった。
桜惟 黎(サクライ レイ)
桜惟 黎(サクライ レイ)
そうね。
楽しかったよ。
ありがとう。
杠 弥宵(ユズリハ ヤヨイ)
杠 弥宵(ユズリハ ヤヨイ)
あたしも楽しかった!
またゆっくり遊ぼうね!じゃあまたね!
弥宵はショッピングモールから一番近いバス停からバスに乗った。
私は最寄り駅まで向かおうと歩き出した。

すっかり暗くなってしまった。

早く帰ろう。
桜惟 黎(サクライ レイ)
桜惟 黎(サクライ レイ)
なぜ・・・なぜ護衛が必要なんだろう。

護衛・・・護る?何から・・・?
私は何に狙われているの・・・?
そう静かに呟いていた、その時だった。
謎の男
謎の男
桜惟・・・黎さん?
背後から名前を呼ばれ、思わず振り返った。

そこには・・・―――

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