下着の上からただ触られているだけなのに、まるで直接激しく擦られているような感覚が襲ってくる。
わたしは、究極の気持ちよさに身体を震わせる。
「ん、……ッ、……ン、……」
「すげぇビクビクしてるぜ。気持ちいいんだろ?」
「ち、が……ッ、ん」
「ほら、クリトリスのところ擦ってやる」
「んん、……っ、……ッ、」
「声出せよ」
「や……ッ」
男の指がまとわりつく。下着の上からなのに気持ちよすぎて我慢できない。
なんで? なんで我慢できないの?
わたしはギリギリと歯をくいしばる。そうこうしているうちに、男の指が下着の中へ。
ーークチュ……ッ
突き上げられる。その快感は想像以上だった。
クチュクチュ。
指が左右上下にゆっくりと動く。
クチュ……クチュクチュッ。
わたしのアソコに指が入っている。
気持ちいい……すごい気持ちいい。
知らない男の太い指が動くたび、いやらしい音が響く。その音に余計興奮してくる。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。