キュ……キュ。
クリトリスが悲鳴をあげる。
気持ちいい。だめ、だめ、気持ちよすぎる。
止まらない。
もう、止められない。
無理、無理、……無理!!!
「ぁ、ぅぁ、ゥァ……ッぁ、……ッ、だめ、だめ、っ、……ッぁぁぁっ、……つ」
「はい、声出した」
ズ……ン……ッ
太くて熱いものがわたしの中へーー
ギチギチとせめぎ立てる。
「っぁ、ぅ……ぁ、ぁ、」
男が動こうとする。けれど、あまりにきつくて動かない。
「すげ……むちゃくちゃ締まってんだけど」
「まじで? もしかして処女か?」
「多分な」
「やっべ、はやくヤリてぇ」
わたしは、痛みでどうにかなりそうだった。
痛い。こんなに痛いなんて……。
「おい、力入れんな。ほら、また気持ちよくしてやるよ」
そう言って、男がわたしのクリトリスに触れた。
ピクンと身体が震える。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!