全然楽しくないよ...
ボーカロイド知らないし。
よーし!皆~!
お会計しに行こう‼
いつも通り、加賀美先輩がノリノリでしきる。
うんっ!いこいこ!
女ってバカみたい...
何張り切ってんの。
あはは...
ねーあなた、めっちゃ顔曇ってるよ?
へ?💦
べ、別に...何でもないしッ💦
うわぉ......やっぱうまくしゃべれない・゚・(●´Д`●)・゚・
もしかして...
海斗が私の耳元で
つまんないの?
と、囁く。
実はさ...
私も海斗の耳元で
ボーカロイド知らないの...💦
と、囁く。
あ!ちょっとあそこみたい!
どこ?
ほら!あのお店!✨
えー...
あの...。そのお店見るなら俺等も向こうの店行っていいですか?
な、何々!?皆いっちゃうの!?💦💦
ダメですか?
い、いいけどぉ...
じゃあ行こう。あなた。
へ?あ、うん...?
海斗が私の手を引く。
ど、どこのお店?
やっと二人だ...
えっ...?
お店なんか行くわけ無いでしょ?
不気味な笑みを浮かべて海斗が言う
え...でも、...先輩たちに......
......
海斗は私の両腕をつかんで黙り込んだ。
......先輩たちに...
...やっぱいいや......
えっ?
お会計しよ...
海斗...なんかしたかったのかな...?
あ、ごめん...
怒ってる...の...?
別に。ほら、早く
表情に出すぎでしょw
絶対怒ってる...怒らせちゃった。
ここはなんとか...空気を戻さないと...!
あ、あのさ!
ん?
二人になれて...嬉しい...////
そっか
海斗が笑顔を取り戻す。
あれ...?
ほら!何してんの?行くよ
あ、うん、
結局...なんだったんだろ...w
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