海斗のベッドに寝てたら、海斗が来ちゃった。
何もしてないけど……
暇ーと言いつつテレビをつける海斗。
んで、結局釘付けになってるんじゃん笑
つい口走っちゃったけど海斗には聞こえてないみたい…よかった〜…よかった
それにしてもそんなにテレビに見入られちゃったらつまんないなぁ…
甘えてみようかな…
でもなぁ…
私は海斗にギュッてしてみた。
時々不安になる。
この人といると。
私の片思いなんじゃないかって。
怖くなる。
不安で。
やっぱり嫌われたくないし…
嘘かもしれないじゃん。
口だけならいくらでも言えるじゃん…。
そんなの…答えはひとつだよ
ドンッ…!
わっ!
私はそのまま床に倒された。
い、いわゆる…床ドンってやつ!////?
気づいた時には海斗の顔が目の前にあって。
目を閉じたら唇が重なった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!