第3話

桜ヶ丘高校
392
2017/10/28 03:14
佐々木鎖那
佐々木鎖那
はあはあ、みんな!おはよう!
多々良麗美
多々良麗美
おはよう鎖那!
高井翔太
高井翔太
鎖那。おはよう。
綾瀬奏太
綾瀬奏太
鎖那さん。おはようございます。
いちご
いちご
鎖那ー!おはよう😃
かな
かな
おはようちゃん。
れいか
れいか
おはよう。鎖那ちゃん。
先生
先生
おはよう。佐々木。
みんな「おはよう」って一斉に言ってくれた。
佐々木鎖那
佐々木鎖那
やっぱり、「おはよう」って言われるの気持ちー!
佐々木鎖那は、独り言を呟きながら、親友の多々良麗美の席へと向かった。
佐々木鎖那
佐々木鎖那
れみー!何してんのー?
多々良麗美
多々良麗美
文化祭の出し物をまとめてるんだよー
佐々木鎖那
佐々木鎖那
へー。そうなんだぁ。私にも手伝わせて!
多々良麗美
多々良麗美
えー!いいのー?ありがとう😊
その時、幼馴染である、高井翔太から、話しかけられた。
高井翔太
高井翔太
鎖那。ちょっといいか?
佐々木鎖那
佐々木鎖那
いーよー。
多々良麗美
多々良麗美
ヒューヒュー。お似合いですね。2人とも〜♪
佐々木鎖那
佐々木鎖那
ちょっ、そんなんじゃないって///
高井翔太
高井翔太
クスクスッ
ちょっときてくれ。
佐々木鎖那
佐々木鎖那
あ、うん。
佐々木鎖那は、高井翔太の後ろを歩き、体育館裏に行った。
佐々木鎖那
佐々木鎖那
なんで呼んだの?翔太。
高井翔太
高井翔太
おれさ。お前に言いたいことがある。
佐々木鎖那
佐々木鎖那
うん。
高井翔太
高井翔太
俺。お前の事。好きだ。
佐々木鎖那
佐々木鎖那
え、ちょ、は?
佐々木鎖那も、戸惑うはずだ。
何せ、こういうことは、初めてだからだ。
高井翔太
高井翔太
俺と、付き合ってくれ。
しばらく沈黙が続いた。
佐々木鎖那
佐々木鎖那
何で、私なの?
佐々木鎖那
佐々木鎖那
れみとかじゃないの?
可愛いし、面白いから。
高井翔太
高井翔太
お前がいいんだ。
保育園の時からずっと一緒だし。
ずっと気になってたんだ。そして、告白することができた。
佐々木鎖那
佐々木鎖那
私でいいの?
高井翔太
高井翔太
ああ。
佐々木鎖那
佐々木鎖那
これからも。よろしくね。翔太。
高井翔太
高井翔太
よろしくな。鎖那。
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン
高井翔太
高井翔太
やべっ!チャイムなったぞ!
佐々木鎖那
佐々木鎖那
早く教室戻らないと!
と言った瞬間。
ガシッと翔太に腕を掴まれた。
佐々木鎖那
佐々木鎖那
えちょ翔太?
高井翔太
高井翔太
行くぞ。鎖那。じゃないと間に合わねーぞ。
佐々木鎖那
佐々木鎖那
あ、そ、そうだね!
タッタッタッタッタッ!
鎖那と翔太は、ダッシュで教室に向かった。
先生
先生
佐々木、高井。遅れてるぞ。
早く席につけ。
原点20な(笑)
クラスの全員、クスクスッと笑っていた。
佐々木鎖那
佐々木鎖那
えー!それはきついですよ先生!
高井翔太
高井翔太
えー!それはきついですよ先生!
と、笑いながら言い、席についた。
そして、いつものように、授業が始まった。

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