班も決まり委員会、その他の組織も決まってきた。
私はもちろんめんどくさいから委員会には入らないよ(・∀・)
ななこはなんか生徒会に立候補してたし、みんな凄いなー…
最後は学年委員を決めるらしい。
別に誰がやってもいいや
と言った時予想だにしないことがおこった
二人はこっちを見てにやにやしてる
みんなの視線が痛い…
ほんとなんなのこいつら
バカバカしい
こんなことして楽しいのかな
でもいいよ
私は昔から学年委員を小学校のときに立候補してやっていた。
みんなを仕切って団結する。そーゆー役割が楽しかったのだろう。
しかし、人を注意するときに言いすぎてしまうことが多かった。
だからななこと仲良くなるまでは小学校の頃からよく孤立していた。
ななこはよくその事を知っていた
パチパチパチ
その時
そうだよね
わかってる
でも
がんばる
きめた
みんなの前にでて黒板の前に立つ
男子が騒ぎ始める
「めんどー!」
「誰かやれよ笑笑」
「おめーがやれや」
「んー…」
「委員会ねぇー…」
騒ぎはおわらない
無理かなぁ…
そう思った時
パチパチパチパチパチパチ
ゆうも前に来て隣に立つ
やっぱりゆうって良い奴だなぁ…
これから頑張らなくちゃ
そう決めたわたしだった
(二人同時)
新しい生活が…
いま…
始まる
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!