第24話

story21
15,027
2018/02/21 09:15
健人Side




プルルルルプルルルル



あなたの携帯の着信音で

目が覚めた




出ねぇの....?








プルルルル プルルルル













まだこいつ寝てんのか?









ガチャ







健人「あなた?...出ねぇの?」








『....』







俺に画面を見せてきた








健人「こん前の...ちょっ、貸せ」








俺はあなたから、スマホを奪い取ると

スピーカーにした








玄樹「あっ、あなたちゃん?もぅ、なんで早く出てくんなかったの〜、てか、お金だけ置いて出ていくとか、俺もじんもびっくりしたよ〜、、今度は、じんもいない二人っきりの時にね」








はっ?チャラ....






こんな奴に....あなたは....







健人「....おい、俺の女に何手ぇ出してんだよ!!」






スマホ越しに怒鳴ってしまった








玄樹「え?あぁ、彼氏さん?なんだぁ、いるんだったら、言ってくださいよ〜」







健人「てめぇ、まじ、ぶっ殺〇ぞ」








玄樹「そんな事言わないでくださいよぉ〜でも、俺も、あと神宮寺も、本気であなたちゃんの事すきでやってますからね?」








健人「あん?だからなんだよ」








玄樹「いや、でも叶わないな〜って、、彼氏さんには」








健人「は?バカにしての?」








玄樹「いやいや、本気ですって!あなたちゃん行為中も酔ってたのもあったかもですけど、ずっと、彼氏さんの名前呼んでましたもん」









健人「え?、」







あなたは、、







俺のこと....









玄樹「だから、さすがに俺も神宮寺も諦めましたよ、」








てっきり、







健人「....」









嫌いなのかと




思ってた













玄樹「あれ?、彼氏さん?おーい」








プチッ ツーツー








あなたが電話を切った....








健人「お前....そうだったのか....?」







『....ごめんなさい、本当に....ごめん』













健人「分かった、、電話して、分かったよ」







『えっ?』








健人「お前を襲った相手がどんな奴かも、だから、お願いだから、、もう俺のそばを離れないでくれ、、ずっと、俺の物でいて....」




スー



ギュッ









俺、あなたのせいで、、






涙もろくなった、、、














かっこわる、俺、、


プリ小説オーディオドラマ