第26話

美紅とデート
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2017/12/05 07:25
「じゃあ、行ってくるね。」

「行ってらっしゃい」

私は玄関で達也さんをお見送り。

いつもは達也さんの方が少し遅いんだけど、今日は早いらしい。

一緒に行きたいなぁー。なんて言っても、今日は日曜日。

暇だなぁー。

何しようかな。

ソファに座り、テレビを見ながら考える。

とりあえず、お買い物に行こうかな。

よし、

私は冷蔵庫を開けて今ある野菜やお肉などを確認する。

「玉ねぎ、じゃがいも、人参…」

「あ!達也さん、お弁当忘れてる…。」

どうしよう。

届けに行ってもいいかな??

うーん、

悩んでいると、私の携帯が遠くで鳴っているのに気がついた。

「あ、もしかして達也さんかな?」

私は部屋に行って、電話に出た。

「もしもし、達也さん?」

『あー、残念。美紅でしたー。』

「あ、美紅。どうしたの?」

『うふふ、達也くんじゃなくてがっかりした?』

「いや、それは…。で、どうしたの?」

『今暇?』

「暇だけど、?」

『じゃあ、ソレイユでお茶しない?お昼ご飯も食べる感じで。今日は達也くんいないでしょ?』

「おお、いいね。うん、今日はお仕事〜。」

『じゃあ、今9時前だから…10時30分にソレイユでいい?』

「いーよー!」

『おっけ。じゃあ、また後でね。』

「はーい。」

と、電話を切る。

やったぁ。

美紅とデートだぁ〜。

「あ、先に着替えよーっと。」

私はハイウエストのショートパンツに黒のキャミソール。

その上から少し透ける白いふわっとしたものをきた。

((この物語では、今夏です!!))

ささっとお買い物して、それで、美紅とお茶する前に達也さんのところへ寄ろう。

と思い、私はスーパーへ向かった。

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