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第4話

#4
19
2017/10/29 12:17
祐依と楽しく喋ったり色んなことをしているうちに

入学してから半年以上たった

担任「それでは学園祭の出し物について意見を出してくれ」

そう。多くの人が待ちに待った学園祭。

私は今まで学園祭はお店の裏方役しかしたことが無い

友達が居ないので回ったこともない

(今年は何をするのかな?)

誰も提案しないまま十分がすぎた

後ろの方で男子がこそこそ話しているのが見えた。

すると、

学級委員の有村さんが手を挙げた

有村「メイド喫茶がいいと思います」

たちまち周りの男子が、

男子「いいねぇー!!!!!!!」

男子「ヤローぜ~」

と言い、

女子は

女子「絶対やだ~」

女子「男子がやればイイじゃん」

などと討論になった。

多数決になった結果、

メイド喫茶になってしまった。

うちのクラスは男子の数が多いから卑怯だという人たちも

いたが先生が

担任「じゃあそれで決まりだな。役割決めとけよ」

となり、どこかへ行ってしまった。

教室では男子の歓声と女子の反対の声が響いた。


(メイド喫茶かぁ)

と、ため息をついていると祐依が

祐依「メイド喫茶か!いいじゃん!決まったからには楽しも」

この言葉で多くの女子が納得した。



それから少しおさまると学級委員が前に出て

学級委員「それでは役割を決めます。まずはメイドは誰がいいと思いますか?」

と全員に聞いた。

後ろから、

男子「七彩さんがいいと思いまーす」

という声、そして

男子「はーい!僕も賛成デーす」

と男子は次々に賛成していき、女子も

女子「私も澄空(そら)ちゃんだったら大賛成です」

と賛成していった。

七彩澄空さんは、明るくてクラスでも人気がいい。学年1モテている

私も澄空ちゃんなら大歓迎。

他にメイド役をやる人を決めることになった。

そして、

女子「えー、私に合わないからやだよ」

女子「恥ずかしいよー(´>///<`)」

などと次々悲惨の声

教室中は静まってしまった。

すると、祐依が後ろを向いて世奈に言った

祐依「私達もメイドやろ」

世奈は思わず

世奈「えっ!無理だよ(¬¸¬)ボソ」

祐依は微笑みながら

「大丈夫だよ!」と手を挙げた。

祐依「はーい!私やりマース。あと、世奈も!」

みんな

「祐依いいねぇー」

「かっこよくなるじゃん」

「遠山さんも絶対いいよねー」

と大賛成。

男子も

男子「いーじゃんいーじゃん」

と言ったり

男子「イメージ変わるけど萌えるw」

と私も受け入れてくれた。




果たして私なんかがメイド役務まるのかな?

と思う世奈である。

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