「みんなー、よく聞いてくれ!6月に新人戦がある!新人戦は実力によっては1年だろうとだすからそのつもひで!」
1年生は、みんなニヤリとしていた。
なぜなら僕は、165cm、1年生は、180cm
主将の背番号がもらえるからだろう。
「よし!2対2でもやるか!」
「それじゃ僕と当るのは、
山口と白河VS僕と三浦ね!」
ボールを1年生は、僕に譲った。
「いいの!」
僕は、目をキラキラさせて聞いた。
審判が笛を「ぴー!」と吹いた。
三浦が僕にパスをした。僕は、受け取ったボールをドンドンつきながらゴール前まで全速力でつき進んだ。そこには、高身長の山口が立っていた。僕ぐらいの身長は、怖がって立たれているだけでいやなのだ。つかさず僕はジャンプしてダンクシュートをした。1年生は唖然とした顔でこちらを見ていた。三浦が1年生に試合終わりに言った。
「アイツ変だろ、あんだけチビのクセにジンプ力があり過ぎてるんだよ」
結局2対2は、僕たち2年の勝ち立った。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。