side あなた
もう、傷は痛くないのに、
なんで?なんで涙が出るの 、
『なんでだろ…なんで 私なにかしたかな?』
勝利「大丈夫...あなたは何も悪くないから」
健人「大丈夫...俺らがついてるから、」
『なんで、私なんかに優しくするの...!』
マリウス「あなたちゃんが大切だからだよ」
聡「あなたちゃんが頑張ってるの知ってる」
『...グスッ...私...私...信じてほしかっただけ...』
ただそれだけだったのに、なのに...なのに』
風磨「分かってる、分かってるから、おいで」
『ウッ……ウッ…………』
健人「あなたすっかり寝てるな...」
風磨「俺の上でな...」←
勝利「風磨君がおいでって言ったんじゃん」
風磨「そうだけど...まぁ可愛いからいっか」
マリウス「いいなぁ...風磨くん、ずるい」
聡「それにしても寝顔可愛い~ ♡」
健人「そうだなぁ.....ってかこいつJUMPに居させておいて大丈夫なのか?」
勝利「...大丈夫じゃないでしょ、」
マリウス「これは酷すぎるよね...」
聡「先輩だからって許せないな...」
風磨「とりあえず明日事情を聞くか...」
なんて話してたのを私は知る由もない
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。