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第18話

期待してしまう自分
あなた 「……...なに、これ.....。」




私の部屋はめちゃくちゃに荒らされていた。


タンスやクローゼットは開けっ放しでところどころ服がはみ出ていたり、


カーペットの位置がずれていたり、立ててあった写真が倒れていたりしていて、明らかに何者かが入ったことを示していた。


……泥棒.....だ、よね...


恐怖と混乱でその場から全く動けずにいた私は思考停止になりかかっている脳を精一杯動かしてそんな事を考えていた。


時間は実際そんなに経ってないはずなのに自分の感覚では30分間くらいその場にいたような感覚に陥った頃。



ピロリン♪


LINEの着信音だ。


その音にはっとなった私は急いでLINEを開く。



こんな状況であろうと、少しの期待を寄せてい
たからだ。




"もしかしたら涼介かもしれない"



可能性がもうゼロに近い人からのLINEなんて、来ることなんてないとわかっているのに。

こんな状況でも、やっぱり考えてしまう自分がいた。



でも、そのLINEは、

大ちゃんからだった。