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2017/10/31

第1話

1.最悪な出会い
桜が舞い散った。
ふわりふわりと桃色の花びらが飛ぶ。
柔らかい桜の香りが鼻にはいってくすぐったい。
花びらがふと目の前に来て、両手で受け止める。
足を止めて花びらを見た。
綺麗。素直にそう思う。
私以外の物や人は皆綺麗で皆、輝いている。
ぼんやりとそう思っていたら、

―――ドンッ!

背中に鈍い衝撃がはしり、後ろを向く。
そこには、冬から生まれたのではないかという位
冷たい目で私を見ている人がいた。
あなた

あ。すいません。

あなた

お怪我はありませんか?

???
……
え。謝ったのに無視?
確かに、よそ見をしていた私が悪かったけど……。
無視されるぐらいひどくぶつかったのかな?
考えているうちに目の前の男の人は、居なくなってしまった。

でも、見たこと無い顔だったし1年生かな。
だったら、会うことも少ないだろうしもういいか。
あまり深く考えずに下駄箱へ向かった。