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2017/11/03

第6話

4.話し合い
1時間目のHRは学級委員を決める話し合いだった。
担任
誰か、やりたいやつー。いたら手ぇあげろー。
もうすでに、話し合いをしてから30分もたっている。
担任もやる気を無くしたのか本を片手に
学級委員やれと呼び掛けている。
しかし、誰も手を動かさなければ目も合わせない。
私もそうしてるんだけどね。

しばらくして杏里が手をあげた。
あ、杏里がやってくれるんだ。ラッキー。
と思ったのも束の間。
杏里
学級委員なんですけど~……。
あなたさんが良いと思います~。
あなた

え。

このやり取りに皆が笑う。
私には何が面白いのかさっぱり分からないが、
困ったように苦笑いをしておく。
杏里
あなたなら出来るって!
大丈夫!杏里がサポートするから~。
そう言ってウインクをする。
杏里のあまりの可愛さに男子は
お前学級委員やれよー。と杏里の味方をする。
担任
じゃあ、推薦もあったから
学級委員女はあなたで決まりなー。
次、男ー。
えぇ。
なんで、私の意見も聞かないで勝手に決めるのよ。
大体いつも杏里はそう。
めんどくさいことは全部私に押し付けるもんね。
サポートとか絶対してくれないじゃん。
文句を言いたいのを我慢して唇を噛み締める。
俺、やります。
瞬が言った。
途端に女子は、学級委員やれば良かった
と悔しげな顔をする。
でも、もう遅い。
担任
ちょうど良い。あなた。
お前学級委員だし今日放課後
神崎に学校案内してくれ。
あなた

分かりました。

今日何度目かの視線が痛い。
こっち見ないで……。
どうか放課後まで1日平和でありますように。
と願った。