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2017/11/04

第7話

7.屋上での一時
そのあと、教科書が配られたり、
作文を書かされたりして
もう、何だかんだでお昼。
私は屋上に昼食を持っていく。

春の暖かい風が制服を膨らませる。
あ、いたいた。
あなた

梨佐。
ごめんね、待った?

梨佐
ううん、大丈夫。
今来たところだから。
あなた

今日のお弁当なに?
食べたい。

梨佐
話、唐突すぎてついていけないんですけど。
コミュニケーション力の低い私の言葉に
ツッコミを入れてくる文系女子、梨佐。
梨佐の、お陰で国語が得意になったかも。
普通に仲良しな友達。
いつも、屋上で一緒にお昼を食べる。
あなた

ごめんね。
私にお昼付き合わせて。

内向的な、私と正反対な彼女は
クラスに仲の良い友達がたくさんいるだろう。
そっちに迷惑をかけているようで、謝る。
梨佐
なにいってんの。
私は、あなたと食べるの楽しいよ。
クラスの子なんて気にしないで!
大丈夫、心配しないで。
あなた

うん……。
ありがと。これからもお昼よろしく。

梨佐は優しいな。
だから、いつもその優しさに甘えてしまう。
私も梨佐の力になってあげたいけど
彼女は強い。
私の力なんて借りなくても、前を向いて
歩き続けている。
梨佐
なに……?
そんなに見つめられたら
食べにくいじゃん。
にこやかに楽しげに言う。
楽しそうだな。そう思う。
私も、笑い返していった。
あなた

なんでもない。

いつからだろう。
毎日が、楽しくなくなったのは。