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第4話

チョコやお菓子よりも...
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2017/10/31 11:49
あなた

あ...(どうしよう...ちょっとついちゃってる...なめちゃおうかな...。)

あなたがそう考えていた時、不意にカナトがそのあなたの腕をつかみ、自分のところに引き寄せた。
あなた

あ...?

カナト
ふふ...なめようとでもしていましたか?そんな君の唾液がついた指で僕にお菓子を食べさせようとでもしていたんですか!?...それに...これは僕のチョコなんです、君には少しもあげませんから...ん...。
あなた

...あっ...。

言うとカナトはあなたの指に少しついたチョコをなめた。
カナト
ふふ...感じているんですか?なめただけなのに...ふふ、僕のキバが...欲しくなったんでしょう?
あなた

ち、違っ...。

カナト
隠したって無駄ですよ、僕には全部お見通しなんですから...。僕も少し指先をなめたら...欲しくなっちゃいました...お菓子よりも...このチョコよりもずっと甘くて美味しい、君の血が...ん...っん...。
あなた

あ...あ、っん...。

言うとカナトはあなたのさっきなめた指先から血を吸い始めた。
あなた

(貧血気味だったのに...だけど、この血がカナト君にとっていいハロウィンのプレゼントになり得るんだったら嬉しいなんて思っちゃってる...。)ん...ぅあ、...。

カナト
ん...っ...ふふ、やっぱり、チョコやお菓子よりも...君の血の方が...甘くて美味しいです...ふふ、あとでちゃんとお菓子も食べますから...もう少し、君の血を...味わわせてくださいね...?ん...っ。
あなた

は、い...ん...っぅあ、...。(カナト君に血を2回吸われることになったけど...カナト君にとって、いいハロウィンになれたのなら良かった、かな...?)

(作者より)変な終わり方ですみません(汗)今日とっさにハロウィンでカナト様が喜ぶ日っぽいなと思い付いて書きましたwハッピーハロウィン、カナト様w
もう1つ...好きなだけチョコがもらえる日だと思ってそうで喜びそうなバレンタインデーにもこんな話を書くかは...分かりませんww

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