楽屋に入ると來々が泣いていた!
涼 -來々どうした?
咲良-來々どうしたの?
來々-愛菜ちゃんが…
涼 -なに?愛菜に何かあったの?
來々-違うの(泣)
愛菜ちゃんがショコラに近づいたら許さないって(泣)
近づいたら酷い事をするって(泣)
蹴ったり叩いたりしたの(泣)
咲良-本当なの?
來々-この録音聞いて(泣)
「調子にのるなよ」
「私はそんなつもりはないよ」
「嘘つくな」
バシッ ドカッ
咲良-嘘でしょ…
來々-これ見て(泣)
來々の身体には無数の痣がたくさんあった!
來々-思い出すだけでも怖い(泣)
涼 -アイツ最低だな!
咲良-うん!
來々-私を信じてくれる?
涼 -うん 信じるよ!
咲良-アイツをいじめない?
明奈-うん!
凌駕-今まで辛かったな!
涼 -よく耐えたぞ!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!