第11話

No.11
5,190
2017/11/01 13:12
裕翔くんがにこにこしながら近づいてくる。助けを呼ぼうにも、もう夜遅いから周りに人なんていない…
……絶対絶命じゃん…
裕翔
ほら…大人しくして
裕翔くんは私の手を掴み、私を傍に引き寄せる。
裕翔くんの体…あったかくていい匂いがする。ほんと、こんな人と1度でいいから付き合ってみたかった。
でも、もう終わりなんだな…
火憐…あなたという親友に出会えて本当に良かった。ちゃんとお別れ出来なくて残念だな…
ずっと私のこと、忘れないでよね…

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