プリ小説

第11話

してやられたり

「こんにちはー…お疲れ様でーす…」
放課後、いつものように放送室に入る。

「あなたちーーん!!やーっと来たあぁ!!!待ってたよーーぅ!!!!」
いちばんにゆめちゃんが飛び付いてくる。

「わぁっ。ゆ、ゆめちゃん、ごめんね、ちょっとひなちゃんとお話してて…」
と言うと「あー!浮気かー?!」とほっぺをつついてくる。





「あなたちゃん…もしかして、泣いてた?」


「………ぇ…?」
ぎょっとして声がした方を向く。
そこには、いつもの笑顔の佐藤くんがいた。

「え?!そうなの?!あなたちん!どうしたの!!!?誰に何された?!」
「ちょ、落ち着いてゆめちゃん。佐藤くんも、私、泣いてないから!」
「え、だって目腫れてるし」
「え、嘘?!」
さっき一応、水道で目元を洗ったはずだけど…もしかして残ってた…?!

咄嗟に備え付けの鏡で自分の目元を間近で見て、腫れてない事を確認し、ホッとしたと同時にハッとする。

「引っかかった」
鏡越しに背後を見ると、
すっごく悪い顔をした佐藤くんが私の真後ろに立っていた。

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はむぷりん
はむぷりん
恋愛小説からホラーまで、広いジャンルで好きです。日本語不自由だけど精一杯頑張って小説更新していきたいと思ってるのでどうぞ暖かい目で見守ってくれると嬉しいです_(._.)_ それからコメント、いいね貰えるととても嬉しいです、お待ちしてます🤤
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