第139話

#112
1,977
2018/03/18 10:12
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山 「やっと会えた」





私を抱きしめそう呟く彼





もう、何も思わない


ドキドキもしない。







私はこの世界に色を感じなくなってしまった






ああ、どうしたらカラフルになる?







「 もう、やめてよ、」




涼介は驚いて

私を離した

















「 ねえ誰か教えてよ


私の存在価値を存在意味を。


どうして私は死ねなかったの。ねえどうして?


もう、つかれたの。もう痛いの

1人は嫌なの。」













光 「それは .. 「もう、帰ってこいよ」」





光くんに被せて薮くんが口を開いた










何を言ってるの。




だって1番私を嫌ったのは薮くんじゃない。





「都合、いいんだね」




知 「 僕、鈴木さんに脅されてたんだ。

あすちゃんがやってないことわかってた」











じゃあ助けてよ











圭 髙 「俺達も 感ずいてはいた。

あすかはやってないんじゃないか。

なんて。思ってた」












なら言ってよ









伊 「俺はずっとずっと鈴木さんの味方

だった。だってそうだと思ったから。

けど、違ったんだって思った」












だから、なによ











薮 「 気づいてやれなくてごめん」









もう、遅いんだよ、






裕 「また、カメラで撮らせてよ!ね?」











機嫌とるのうまいんだね、











涼 「 もう、戻ってこいよ」











戻って .. いいの?





前みたいにもどれるの?




もう、1人じゃないの?












鈴 「 ちょっと、待ってよ」

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