第137話

#110
1,943
2018/03/14 14:56
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喜び
































ではない



恐怖に襲われた。














「 鈴木さん .. 」







なんで



なんであなたが今ここに?










鈴 「 なにやってんのよ、あんた。

あんたのせいで私は ..。」











すぐに怒りの意味は分かった。



手紙のことだろう。












「 大丈夫。心配なんてしないでよ。

私、また飛ぶから。」















鈴木さんは少し肩を下ろしたけど



その後すぐに口を開いた。








鈴「 なんで ..

こんなに綺麗になったのに

こんなに頑張ったのに


なんで あんたが .. 。」

















一瞬




一瞬だけ



鈴木さんを理解できた自分がいた。




鈴木さんが伝えたいことを


伝えたかったことを。






なんでこんなことして


鈴木さんはなんで今ここに来たか。












鈴木さん、





いや、みほちゃん。




ごめんなさい。

















鈴 「 もう、死んで。 」



ポケットからナイフを取り出して



私に一直線で走ってきた。











ごめんなさい

ごめんなさい




そして



さよなら。














































































ガタンッ !!

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