第14話

#11
2,286
2017/11/04 03:13
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待って待ったこの日。




















11:30 。12:00まであと30分。














緊張するなぁ。












メンバー追加だけは嫌だ。













そんな気持ちを読み取ったかのように












薮 「 ねぇみんな!

もし、もしもね?メンバー追加だったら

嫌だ!って人。 」













シーン












誰も手を挙げない。













薮 「 じゃあ目瞑って。

俺は開けとくけど、絶対心狭いとか

思わないから。はい、じゃあ手挙げて!」













視界が真っ暗になったのと同時に














ゆっくりと手を挙げる。












薮 「 いいよ。おろして。

あのさ、 全員じゃん。」













え?












じゃあ、みんな嫌だってこと?













光 「 あは、まじで? 」












山 「 俺だけだったらどうしよ。

とか思ったわ 。」











みんな1人だったらって心配してたみたい。














そう思うとばかばかしくて












笑えてくる。













知 「 じゃ、もしメンバー追加だったら

断ろう!いいよね?」











伊 「 可愛い子だったら別 ?」












有 「 あ、伊野ちゃん最低だ! 」












裕 「 うちのグループは10人でいいんだよ。

女の子はあすちゃんだけで充分!」











高 「 10人でHey! Say! JUMP。

11人もいらないよね 。」











嬉しい事言ってくれるなぁ。















私はまだ知らなかった。














30分後の悪夢を 。













そしてみんなの 心を _

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